お金のあり方について考える

(MNBインターネット大学)

お金の価値を裏付けるものとして、かつては、金本位制度というものがあり、通貨は、金との交換券であったことが始まりです。しかし、20世紀初頭、通貨発行量が金の備蓄量よりはるかに少ないことが発覚したことで、通貨は政府保証ということで、金本位制度の取りやめになった。
世界恐慌、そして世界大戦への流れに移っていった歴史があります。

政府保証による通貨発行ということで、その裏付けで通貨発行の増刷をするかわりに、国債を発行することで、通貨流通量を増やすという制度をおこなってきました。

当然、経済拡大とともに、通貨発行量も増え、それを補うための国債発行も増えていきます。
国債発行を行う中央銀行は、それを国債を販売することで、利益を得ました。政府保証ということですので、政府が国債の返金、利子支払をするということを約束することで、国債が世界に出回っています。この制度で通貨流通量を増やし続ければ、ひたすら国債を発行し続けない限り、国債の金利負担や返金をすることができません。

もともと、原資がないところから借金をしたということでお金を増やしたわけですので、借金の返済を今の制度のままで完了することなど物理的に不可能です。

すなわち、国債の発行をやめて新しい制度に切り替えるか?すなわち、デフォルトを起こすか、もしくは、20世紀初頭の経済規模まで縮小して、借金返済をするのか?という話になりますが、現実問題として、経済の縮小を世界的に行うことができないので、最終的に新しい制度への移行を選択する以外なくなってきています。

ある意味、これから起こる新通貨制度への移行がデフォルトの可能性を高めています。

そのなかで、新たな通貨として生まれてきているブロックチェーンで管理する仮想通貨です。

各国、興味を持っているのは、この通貨に関して、国債の裏付けがなくても、発行量を決められるというメリットを感じています。

通貨発行するには、国債を今後なくして、新しい流通形態に移行する。
すなわち、ブロックチェーンで結ばれた仮想通貨が有望視されていることが理解できます。

しかし、これは、民間活動してはじまったことです。その規模も膨らんできており、政府規制が入るようになってきました。それは、従来の通貨よりも影響力を与える様になった場合、国家の存続にも関係してくるからです。

国家は、通貨発行権と税金の回収ということがビジネスです。人間はどこかの国民に属していれば、その国の法律に適用されます。
世界的に活動する人の多くは、自国以外に居留権をえるように努力するのは、国家に属していて個人終始を考えが利があるかどうかとうことを考え始めれば、他国への移住などが始まります。

ボーダレスで生きている社会では、一体どこに属しているかというよりも、個人として何をしてどう稼ぐか、そして、それをどう保全するかということがビジネスにとって重要になります。

また、そんな世界を支援する社会制度も世界を回れば存在しています。

いずれにしろ、個人の生き方、個人主義でグローバル化した社会で生き抜くには、世界にはどんな制度が存在しているかを知ることが大切です。